子どもの手が離れ、経済的にも時間的にも余裕がうまれる50代。社会が多様化しているなかで、50代の夫婦関係もいろんなカタチがあっていい。
50代夫婦の関係が変化するとき
40代後半から50代の洗練された大人の女性のためのファッション・ライフスタイル情報誌「HERS」9月号はご覧になりましたか?
アラサー「VERY」アラフォー「STORY」と読んできて、最近はアラフィフ向けの「HERS」がしっくりくることが増えてきました。
9月号の連載『わたしの取扱説明書』は、安田成美さん。
柔らかくカワイらしい雰囲気に憧れていた、20代の頃が懐かしい(笑)
とんねるずの木梨憲武さんと結婚してから3人のお子さんに恵まれたあとも、子育てと仕事を両立し活躍されてきた彼女が、50代を迎え、「これまでのこと」「これからのこと」を振返って語っていらっしゃいます。
子どもたちの手が離れ、最近になってようやく「わたしばっかり不公平!」と不満が爆発(!)
お互いに、言いたいことをしっかりと伝えあうことで、前よりも風通しがよくなり、夫婦の関係が大きく変化。
恋人から家族へと関係が変化し、日々の生活のなかで長い時間を共に過ごしていると、「言わなくてもわかっているだろう」だったり、わざわざ伝えることが面倒に感じてしまうことも増えてきます。
だけど 、、、
共に過ごした時間が長いからこそ、感じていることを素直に伝えあうことで、日々のコミュニケーションが良くなり、夫婦の関係性が豊かになります。
子どもの手が離れはじめ、時間に余裕ができる50代の今だからこそ、夫婦のコミュニケーションをバージョンアップして、次のステージへ向かいましょう♪
大人のコミュニケーション
素直に感じていることを伝えあうってどういうことだろう?
毎日のように感情のままぶつかり合っていたら、お互いに消耗して、自分のこともパートナーのことも、訳がわからなくなっちゃいそうです 。。。(苦笑)
たしかに、円滑なコミュニケーションは成立しそうだけれど、ちょっと上っ面な感じがしませんか?
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気を遣いすぎて、本心を伝えられない
自分のことが置き去りになってモヤモヤ
パートナーも、どこかスッキリしなくて違和感をおぼえる
というすれ違いが起きてしまいそう。
まずは、自分が話すことに意識を向けるのではなく、聴くことからはじめましょう。
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安心して話ができる雰囲気をつくること。
受け止めるよという姿勢を見せること。
言葉を少なく、優しい笑顔でいること。
せかすことなく、待つ姿勢でいること。
パートナーは少しずつ、心の奥にあることを語りはじめてくれます。
そして、ひとしきり自分のことを話すことができたら、あなたのことを知りたい、聴きたいと「心を寄せて」受け取ってくれます。
結局、私ばっかり我慢してるー!!!(きぃ~っ)
って思ったあなた;;;
聴いているとき、意識の矢印が、自分の方に向いていないかチェックしてみてください。
パートナーの一言ひとことを、自分のことに置き換えながら聴いているかも(!)
数年前の私は、まさにドンピシャ!コレが原因で人の話が聴けていませんでした。
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自分のことをわかってほしい!
大したことないって思われたくない。
と自信のなさから、弱い自分を知られないように必死だったんだな~ってわかります。
聴いているときだけは、感情に流されず、スポンジに水が沁みこむように受け取ってみてくださいね。
あるとき、
「えーっ!そんなこと思ってたの??」
ってビックリすることも話してくれるようになりますよ。
二人でつくる新たなカタチ
お互いが素直に感じることを伝えあうことができたら、妥協ではない、共に納得感のある新しい夫婦のカタチが生まれてきます。
そして、それは「心から安心できる場所」になる。
人は安心安全のなかでこそ、自分のなかにある才能や能力を最大限に発揮できるといいます。
二人がお互いに、自分らしく幸せな人生を歩むためには、まずは夫婦のカタチを整えることからはじめましょう。
そして、家族、周りの人たち、、、と広がっていくことで、世界中の人たちの幸せに影響していく。
大げさですか?
でもね、地球規模でみたらちっぽけかもしれないけれど、意識して変化しはじめる人が増えていくことで、大きなうねりになると信じています。
アラフィフの今だからこそ、一緒にはじめていきましょ❤